病棟

2F 療養60床

急性期の治療を終えて、症状が安定し継続的に医療が必要な患者さんや、療養目的での患者さんが入院されています。看護師・介護士で情報共有を行い、
患者さんのニーズは何かを考え、多職種と連携しています。清潔な環境を提供することで、安心した日常を過ごせるように配慮し、笑顔を大切にして、
患者さんを家族のように思う温かい声かけをするよう心がけています。

3F 障害一般60床

慢性期疾患の患者さんを中心に、毎日のケアはもちろん、様々な医療処置の介助や呼吸器の管理など、透析患者さんの対応をします。また、緩和ケアやお看取りまで、患者さん一人一人と向き合いながら、自分たちに何ができるかを日々考えて実践しています。大切にしているのはコミュニケーション。
患者さんご家族に、「今」何が必要なのか、その人生に寄り添うことができるように接しています。

患者さんとの物語を共有

患者さんの退院後、入院中における自分たちの看護・介護や、患者さんとのかかわり、出来事についてカンファレンスを行い、振り返ることを大切にしています。患者さんの視線で感じたことを共有し、積み重ねることで、患者さんと私たちの関係性が高まり、気持ちに寄り添った看護につながると考えています。
自分で表現できない患者さんも多くいらっしゃるので、言語だけでなく様々な方法でコミュニケーションを図れるよう努力しています。患者さんやご家族のこれまでの人生や関わりを、“物語” としてお聞きし、その“物語”に沿ってその人らしさを大切に援助していこうという取り組みも始めています。患者さんがにっこり笑ってくれる時が一番うれしい瞬間。私たちも一緒に笑顔になれます。

協力し合える関係

カンファレンスでは、ケアの継続・提供などの、意見・情報交換を皆で率直に行える環境づくりをめざしています。それによって協力し合える
風通しの良い関係ができています。

清潔ケア

入浴介助( 機械浴)、全身清拭、足浴、手浴など、入院中でもできるだけ患者さんが清潔を保ち、快適に過ごせるように計画し、実施しています。
皮膚の状態や全身の観察をする大切な時間でもあります。

検温

バイタルサインを測定します。数値の測定だけでなく、患者さんが“いつもと違うかどうかを感じる” ことがとても大切です。患者さんを
よく看てよく知って自分の看護師として持っている知識や技術をフル活用しながら対応します。

協力し合える明るい病棟

入職1年目~キャリア20年以上のベテランさんまで、年齢層も幅広く、様々な経歴、経験を持ったバラエティ豊かなスタッフが在籍する、明るく元気な病棟です。
子育て中のスタッフも多くいますが、仕事と子育ての悩みなど、先輩ナースママに気軽に相談できます。
インドネシアなどからの技能実習生の受け入れや中国人看護師の従事など、グローバルな病棟を実現しています。互いの価値観や文化を受け入れ協力し合い、連携の取れた看護・介護ケアを行っています。
患者さんが安全安楽に入院生活を送れるよう、看護の質向上に向けて全員体制で教育に取り組んでいます。